2023年12月に総務省が公表した「人材育成・確保基本方針策定指針」に基づき、地方公共団体はデジタル人財の育成と確保を推進しています。業務効率化、住民サービスの向上、地域課題の解決を目的に、人財育成・人事担当部局とDX推進担当部局が連携のもと、全庁的な組織変革が求められています。
この方針に基づき、日野市・多摩市・稲城市では、「DX人材育成方針」の早期策定と、庁内の各部局での円滑なDX推進を共通の目標として掲げています。本事業では、アセスメントの実施と分析結果に基づき3市それぞれの「人材育成計画」の立案、研修プランに基づく研修の実施、「DX人材育成方針」の策定を支援します。DX推進の加速に向けて、管理職層から一般職員にいたるまでの共通理解を形成するとともに、自治体間の連携による研修や交流によって組織風土の変革を図ります。
AKKODiSは、企業や自治体向けにデジタル人財を育成する教育研修を提供してきた豊富な実績とノウハウを生かし、以下の業務を実施予定です。
【主な業務内容】
- IT(DX)リテラシーアセスメントの実施
- アセスメント結果の自治体別・部署別・職層別分析の実施
- アセスメント結果に基づく「人材育成計画」の作成
- 「人材育成計画」に基づく研修の実施
- 研修の効果検証および「人材育成計画」の見直し
- 「DX人材育成方針」の作成支援
AKKODiSは2019年より、社員が全国各地の地方自治体へ赴き、地域住民や行政職員とともに成長し地域課題解決に取り組む、実践型課題解決プログラム「Social Innovation Partners」を開始し、これまでに26の自治体・地域で300名を超える社員が地域住民・行政職員と情報交換を行いながら地域課題の探索と見える化を行い、その解決に向けた多様な施策支援を行っています。今後もこれまでの豊富な経験と専門知識を活かし、日野市・多摩市・稲城市のDX人財育成を支援してまいります。
AKKODiSコンサルティングは、「日本を、課題解決先進国に。」というビジョンのもと、企業・組織、地域社会と連携しイノベーションを伴走しながら支援することを目指してまいります。