日本の大手航空宇宙メーカー:事業展開の機会拡大し収益性の向上を目指す
- クライアント
- 日本の大手航空宇宙メーカー
- 業界
- 運輸
- 支援内容
- 新規事業の開拓と付加価値の向上
- プロジェクト概要
- ロケットシステムや衛星推進システムなど、宇宙・防衛関連製品の設計、開発、製造、販売を行う日本を代表する航空宇宙メーカーです。1,000人近い従業員を抱え、科学観測ロケット、実用衛星打ち上げロケット、防衛ロケットの開発など宇宙科学の発展に積極的に貢献し、研究開発にも大規模な投資を行っています。
航空宇宙産業において、多くの国が競争優位性を高めている中、日本は収益性が低下していました。このような状況に直面したクライアントは、新規事業の開拓と付加価値の向上について支援を受けるため、AKKODiSのコンサルティングサービスを選択しました。
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- 抱えていた課題
- —航空宇宙産業において日本の収益性が低下
- —社内のリソースや利用可能な技術を明確にできず、市場調査の不足により顧客のニーズを把握できていない状況
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- AKKODiSの取り組み
- —市場調査と社内の資源や技術の見直し
- —顧客像の特定と新規事業計画の作成
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- プロジェクトの成果
- —テクノロジーを活用して新しいビジネスチャンスを形作る
- —ビジネス成長のための研究開発を継続
抱えていた課題
事業展開が低下し収益性が低下
クライアントは社内のリソースや利用可能な技術を明確にできず、事業展開の停滞に繋がっていることが課題でした。また、既存事業も、市場調査の不足により顧客のニーズを把握できなかったことから収益性が低下していることがわかりました。
AKKODiSの取り組み
事業展開の機会拡大と収益性の向上を目指す3つのステップ
プロジェクトの一環として、私たちは次のようなステップを踏みました。
- 【市場調査と社内の資源や技術の見直し】
- ・新市場とリサイクル市場の調査
- ・素材から製品プロセスまでの研究
- ・保有技術に関する研究
- 【クライアントの顧客像を特定する】
- ・事業に影響を与える要因の調査
- ・市場にインパクトを与える製品の研究
- ・顕在的なニーズ、潜在的なニーズを把握
- 【新規事業計画の作成】
- ・顧客の特定
- ・バリューチェーンの可視化
- ・差別化できる商品を見極め
- ・今後の開発計画案(既存製品、新規製品)
- ・競争優位性と財務的収益性が高い、可能性のあるリサイクル市場計画を策定
プロジェクトの成果
テクノロジーを活用し新しいビジネスチャンスを形作る
他のコンサルティング会社に依頼されていた事例ですが、プロジェクトの初期段階において、より優れてより大きなスコープを持っているAKKODiSの支援に変更しました。上記のソリューションは、プロジェクトのとあるフェーズの一部として行われ、95,000ユーロのコンサルティング料が支払われました。この契約は今後も継続される予定です。AKKODiSのチームは、テクノロジーを活用して新しいビジネスチャンスを形作る任務を完了しました。クライアントとAKKODiSのエンジニアは、クライアントのビジネス成長のための研究開発イニシアチブを継続的に行っています。
コンサルティング
各領域における専門のコンサルタントと、現場を熟知したテックコンサルタントが連携することで、他社にはない課題発見力と解決力を生み出し、多様な事業課題を解決に導きます。
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