オーストラリアの教育機関:学習ツール利用状況の把握を運用開発と分析プラットフォームで実現

オーストラリアの教育機関:学生の学習状況管理にAKKODiSの分析ツールを活用

クライアント
オーストラリアの教育機関
業界
教育
支援内容
学習ツールの使用に関するレポートセット生成の運用プロトコル開発
プロジェクト概要
クライアントは、ニューサウスウェールズ州で子どもや家族を対象とした2,269の教育サービス施設に資金提供をしている、オーストラリア最大の教育機関です。2,206校の小中学校における80万人以上の生徒を対象にしています。
この教育機関は、地域の学校コミュニティで採用している学習ツールの利用状況の分析能力についてを課題を持っていました。そこでAKKODiSは、分析能力の高度化を実現するため、デモンストレーションするための運用プロトタイプ開発を支援しました。
  • 抱えていた課題
    学習ツールの利用状況分析、学習の意思決定の改善
    運用プロトタイプの開発をするために、より良い技術が必要
  • AKKODiSの取り組み
    分析プラットフォーム提供と継続的な開発のためのアーキテクチャパターンとドキュメントを用意
    データ取り込みとプラットフォーム構築を実行し、学校とクライアント各部署それぞれのPower BIビジネスインサイトレポートを提供
  • プロジェクトの成果
    開発におけるより良い技術の獲得と学習の意思決定が可能に
    地域や導入方法によって学習ツールの利用状況の違いを把握
 

抱えていた課題

 

学習ツールの利用状況把握と学習の意思決定改善に課題

クライアントは、地域の学校コミュニティで採用している学習ツールについて利用状況の分析、学習の意思決定の改善について課題がありました。この学習ツール活用プロジェクトの目的は、データ使用の自動抽出・保管・分析を行い、さまざまな学習ツールの使用に関する標準的なレポートセットを生成するプロトタイプを作成することです。分析能力をデモンストレーションする運用プロトタイプの開発をするために、より良い技術が必要でした。

 

AKKODiSの取り組み

 

分析プラットフォームを構築し2つのインサイトレポート提供

AKKODiSは、クライアントの学習管理&ツールチームに代わり方針と専門性を規定しました。データ分析とソリューションアーキテクチャの正式な受け入れテスト、また、GoogleおよびMicrosoft APIからのデータ取り込みとプラットフォーム構築を実行。さらに、学校向けと企業内の他の部署向けの2つのPower BIビジネスインサイトレポートを提供しています。また、MicrosoftおよびGoogle APIと完全に統合されたスケーラブルな分析プラットフォームも提供するとともに、プラットフォームの継続的な開発のための詳細なアーキテクチャパターンとドキュメントを用意しました。

  • 【使用技術】
    Microsoft Azure
    Azure Data Factory
    Azure Data Factory
    Azure Databricks
    Azure DevOps
    Power BI
    MuleSoft
 

プロジェクトの成果

 

学習ツール利用状況に重要な情報を得る

クライアントにとって非常に重要な情報を生み出し、より良い技術や学習の意思決定を可能にしました。答えを導き出した洞察の一部をご紹介します。

  • 学生の技術利用は、1学期から2学期にかけて増加するのか?
  • GoogleとMicrosoftを利用する大規模な総合学園Top10は?
  • テクノロジーを活用している小学校TOP3は?
  • 選抜制の学校は非選抜制の学校よりもGoogleを利用しているのか?
  • 地方の執行役員は、首都圏の執行役員と比較してどうなのか?
  • 小学校よりも中学校の方がツールを活用しているのか?
  • BYODプログラムを導入し、自身の端末を使用している学校では同規模の他の学校と比較してツールの利用率が高いのか?
  • テクノロジーを最も活用している学齢期は?

ソリューション

ITインフラ構築やソフトウェア開発、BPOサービスなどのアウトソーシングサービスを提供します。また、新規ソリューションサービスを通じて、CX・AXを実現することで顧客のDXを推進し、生産性向上や事業変革に寄与します。
詳しく見るarrow_circle_right

最新事例

レノバ:メンバーにプロジェクト全体を見渡せる視野を。業務変革を支えたプロジェクトマネジメント研修の成果
サッポロホールディングス:Microsoft Power Platformの社内開発者講師を育成。DX推進の内製化を進める原動力に
国内SIer:今のSIerに求められる「課題解決型研修」。日本の社会人全員が学べば日本は「課題解決先進国」になれるはず