フランス国立衛生医学研究所:アプリケーション統合と近代化による内部プロセス最適化

フランス国立衛生医学研究所

クライアント
フランス国立衛生医学研究所
業界
医療
支援内容
アプリケーション統合による利用者のエクスペリエンス改善
プロジェクト概要
1964年に設立されたフランス国立衛生医学研究所(Inserm)は、フランス保健省および研究省の共同権限で運営される公的な科学技術機関です。生物医学研究と人間の健康に特化し、研究室から患者のベッドサイドに至るまで、すべての活動に携わっています。また、これらの分野における科学的挑戦と進歩に尽力する、世界で最も権威ある研究機関と提携しています。
クライアントはキャリアエンゲージメントの強化と、既存の評価手順の簡素化が課題でした。しかし、いくつかのアプリケーションはアクセス方法が複雑で、セキュリティ要件を満たしていませんでした。そこでAKKODiSは、アプリケーションを統合し内部プロセスを最適化することでクライアントの課題解決の支援をしました。
  • 抱えていた課題
    —キャリアエンゲージメントを強化し、既存の評価手順を簡素化する必要性
    —複数のアプリケーションはアクセス方法が複雑で、セキュリティに脆弱性が
  • AKKODiSの取り組み
    —アプリケーションを1つのソリューションに統合
    —チーム間の連携を確保し、内部プロセスを最適化
  • プロジェクトの成果
    —エンドユーザーのエクスペリエンスが大幅に改善、サービスへのアクセスが簡素化
 

抱えていた課題

 

キャリア評価手順の簡素化に対応していないアプリケーション

クライアントはキャリアエンゲージメントを強化し、既存の評価手順を簡素化する必要がありました。しかし、研究所のいくつかのアプリケーションは、もはや彼らのニーズや厳しいセキュリティや規制の要件を満たしていませんでした。これらのアプリケーションは、評価、保守、競争のプロセスを扱っていたため、これは決定的に重要なことでした。クライアントはAKKODiSにこの課題への対処を求めていました。

 

AKKODiSの取り組み

 

エコシステムを検証し、アプリケーションを統合

既存のエコシステムを検証したところ、機能や対象者を共有するアプリケーションがあり、統合できることがわかりました。そこでAKKODiSは、5つのアプリケーションを1つのソリューションに統合し、チーム間の連携を確保することにしました。

  • 機能仕様、デザイン仕様
  • テクニカルデザイン
  • 開発
  • データ復旧
  • チェンジマネジメント
【使用技術】
・Angular
・J2EE
・jBPM
・Jahia
・MySQL
 

プロジェクトの成果

 

ユーザーエクスペリエンスが改善し、サービスへのアクセスが簡素に

AKKODiSは2,500人日の開発期間を費やし、1つのソリューションを作り上げて社内アプリケーションを置き換えることに成功しました。私たちのソリューションは、2つのウェブポータル、ビジネスプロセス管理ツール、2つのエンタープライズデータ管理ソフトウェアソリューションを統合しました。これによりエンドユーザーのエクスペリエンスが大幅に改善され、サービスへのアクセスが簡素化されました。

ソリューション

ITインフラ構築やソフトウェア開発、BPOサービスなどのアウトソーシングサービスを提供します。また、新規ソリューションサービスを通じて、CX・AXを実現することで顧客のDXを推進し、生産性向上や事業変革に寄与します。
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