スタンダードライフ:業績不振部門を低コストで刷新

事業展開の機会拡大し収益性の向上を目指す

クライアント
スタンダードライフ
業界
保険
支援内容
キャリア開発・トレーニングプログラムを提供、クライアントリソースの最適化
プロジェクト概要
英国の生命保険会社であるスタンダードライフは、長期貯蓄および退職金事業のPhoenix Group (FTSE100銘柄)の一員であり、約200年にわたり人々の年金、生命貯蓄のニーズを大切にし信頼されてきたブランドです。同社は数百万人の顧客にサービスを提供し、個人および職場の年金、債券、退職金オプションを幅広く提供しています。また、顧客が十分な情報を得た上で選択できるようガイダンスを提供し、英国、アイルランド、ドイツ、オーストリアのファイナンシャル・アドバイザーと連携している組織です
クライアントはサービス部門の運営が高コストになり、サービス提供が中断するリスクを抱えていました。そこでAKKODiSはサービス品質保証を改善しながら低コスト化の支援を実施。新たな文化を取り入れたことで社員の定着率を向上も実現させました。
  • 抱えていた課題
    サポート部門が高コストになり業績不振に
    契約社員のリソースに依存するようになり、サービス提供が人員削減による中断の危険性
  • AKKODiSの取り組み
    正社員と派遣社員を柔軟に活用し雇用リスクを軽減
    ニーズに応じたキャリア開発およびトレーニングプログラムを実施
  • プロジェクトの成果
    高コストで業績不振だったサポート部門を低コストで刷新
    新たな文化を取り入れ、改善されたエンゲージメント戦略により優れた定着率を実現
 

抱えていた課題

 

サポート部門が高コストで業績不振に

スタンダードライフのサービスデスクは、1日10時間、週6日、IT契約社員が常駐していました。このソリューションは高コストであり、大きなリスクを伴っていました。また、契約社員の知識に過度に依存するようになり、クライアントのサービス提供は、人員削減による中断の危険性をはらんでいました。サービスを将来にわたって維持するためには、新しいテクノロジーや地域、契約モデルをサポートできる24時間365日のサポート体制と、特定の知識を保持しSLA(サービス品質保証)を改善するためのリソースを、可能な限り最高のコスト管理で提供する必要がありました。

 

AKKODiSの取り組み

 

雇用リスクを軽減しながらリソースの最適化、トレーニングプログラムを実施

このクライアントに対し、AKKODiSは正社員に加えて需要に応じて派遣社員を柔軟に活用しながらパフォーマンス管理し、雇用のリスクを軽減しました。高度な資格を持ち技術テストを受けたコンサルタントが、クライアントのニーズに応じたキャリア開発およびトレーニングプログラムを実施。スタッフは意欲的に熱意をもって業務に取り組み、KPIやSLAの達成度に応じて年2回のボーナスが支給されました。

人材採用にはバーチャルベンチ社のソリューションを活用し、さらに新入社員トレーニングや知見・ベストプラクティスの共有を通じて、クライアントのリソースを迅速に展開し最適化しています。

このAKKODiSの支援は固定で安定した料金体系で、年間一括払いで提供されました。

 

プロジェクトの成果

 

25%のコスト削減が実現とともに社員の定着率が改善

私たちのコンサルタントモデルを通じて、クライアントは、高コストで業績不振だったサポート部門を低コストで刷新されたサービスに転換することができました。新たな文化を取り入れ、改善されたエンゲージメント戦略により優れた定着率も実現できています。導入プロセスの各段階において、私たちはクライアントのオペレーションサービスが中断しないように万全の対策を取りました。AKKODiSの管理運用サービスが成功し、25%のコスト削減が実現できたことにより、クライアントは契約を3年延長しました。

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