STEM教育はなぜ小学生から必要なのか - 原体験が育む未来の人財 -

2026.09.02

知識を正確に覚えていること自体が価値になる時代は、すでに終わりを迎えつつあります。文章を書くことも、情報を整理することも、プログラムを作成することも、生成AIが担えるようになったいま、問われているのは、何を課題と捉え、何を作りたいのかを自ら決める力です。

一方で、日本ではSTEM教育がプログラミング教育や理工系進学対策として語られることが少なくありません。その本質である課題発見や試行錯誤、価値創造といった側面は、いまだ十分に共有されていないのが実情です。

 

STEM教育はなぜ小学生から必要なのか - 原体験が育む未来の人財 -

こうした状況のなかで、STEM教育は特定の職業へ導くための教育ではなく、子どもたちが科学や技術を面白いと感じ、自ら考え、試し、創り出す力を育む営みとして捉え直す必要があります。本レポートでは、知識の習得と探究活動が対立せず相互に補完し合う関係にあること、そしてその出発点が小学生期の原体験にあることを整理します。

さらに、東北電力福島支店が主催し、とうほくプロコン実行委員会(一般社団法人ICTてらこや)が運営する「福島プログラミング講座」を郡山市・いわき市で取材し、「親子で学ぶ」「正解を教えない」「発表と継続」という三つの特徴から地域共創型STEM教育の実像を描きます。あわせて、約10年にわたり延べ1万人以上の子どもたちへものづくりの機会を届けてきた一般社団法人ICTてらこや 代表理事/とうほくプロコン 事務局長・荒木義彦氏(親方)へのインタビューを通じて、AI時代の人財育成において企業や地域が果たしうる役割を具体的に示します。

AKKODiS Tech Report について

AKKODiS Tech Report は、クライアントが直面する現在と未来の課題に対し新たな視点を提供することを目的に、社会課題と技術動向を深く洞察し、その解釈としてホワイトペーパーやインタビュー、対談記事を発行するものです。

 

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