合理的な配慮や安定したキャリア形成など、障がいのある方がAKKODiSで働くメリットをご紹介します。
すべての社員がウェルビーイングを実現できる社会を目指して
AKKODiSでは、ダイバーシティ&インクルージョンの実現を目指し、障がいのある方でも専門知識を備えたデジタル人財として現場で活躍できるよう、教育や研修に力を入れています。
私たちは、障がいを一人ひとりの個性のひとつと捉えています。社員がそれぞれの個性を生かしながら、やりがいを持って働けるよう、職場環境や制度の整備に取り組むことで、全ての社員が心身ともに健康でいきいきと働ける環境の実現を目指しています。
代表取締役社長 川崎健一郎

障がいのある方をサポートする制度
AKKODiSでは、障がいのある方が安心して長く働けるよう、「制度」と「人」の両面からサポート体制を整えています。働く上での不安や課題をひとりで抱え込まないよう、必要な支援を受けながら、ご自身のペースでキャリアを築ける環境づくりを目指しています。
状況に応じて、社内関係者と相談しながら新たな支援体制を検討することも可能です。プロジェクトによっては相談窓口を設置している場合もありますので、不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。
担当サポーターによる個別のフォロー
入社後は、障がいのある方一人ひとりに専任のサポーターが付き、日常的なフォローを行います。配属前の待機期間中には、体調面の確認や不安のヒアリング、定期的な面談などを通じて、安定した状態を保てるようサポートします。
配属にあたっては、プロジェクトのチームリーダーやグループマネージャーとともに特性や配慮事項をすり合わせ、現場でスムーズに業務を始められるよう準備します。業務打ち合わせへの同席や、配属後の状況確認なども行い、ご本人の状況や希望に応じた柔軟な支援を行います。
One on Oneでの継続的なコミュニケーション
AKKODiSでは、担当サポーターや上司(プロジェクトのチームリーダーやグループマネージャーなど)との1対1の面談(One on One)を定期的に実施しています。目標の確認や業務の進捗、不安や悩みのヒアリングを行い、気になることがあればいつでも相談できる場です。
この継続的な対話を通じて、業務上の課題やキャリアの不安を早期に把握し、適切なサポートにつなげることができます。また、目標や課題の整理を通じて、「今必要なこと」を一緒に考えながら、前向きな成長を後押しする機会としています。
障がいのある社員の活躍事例
障がいのある方が、AKKODiSでどのように活躍しているのか、実際の社員の事例をご紹介します。
2024年入社/インフラエンジニア
●障がいの種別・配慮内容
自閉症スペクトラム症(ASD)です。作業手順のマニュアル化や、期限・優先順位の明確化といった業務上の配慮を受けています。
●業務内容・関わっているプロジェクト
現在は、某大手通信会社の現場にて、各種サービス利用実績の集計や工事日程の連絡、手順書などの資料作成を担当しています。お客さまからのご要望を伺いながら、業務改善に取り組んでいます。
●働き方の特徴
在宅勤務が中心で、週に1回(毎週火曜日)の出社を基本としています。
●入社の決め手・入社当初に不安に感じていたこと
前職を退職した後、1年間職業訓練校で学んだ知識を生かしたいと考えていました。ただ、業界未経験かつ精神障がい者という立場に不安もありました。しかし、AKKODiSでは入社後の研修や配慮体制が整っていることを知り、安心して入社できました。
入社後は、同じチームの皆さんが私の障がい特性を理解し、適切な配慮をしてくださっています。一方で、障がいの有無にかかわらず平等に接していただけており、とても良い環境で仕事に取り組めています。
●今のやりがい・工夫していること
現在の業務は手順書に沿った定型作業が中心ですが、その手順書自体を改善することでミスを減らせるよう努めています。お客さまからのご要望があれば迅速に反映するなど、日々の作業の中でも改善の視点を持って業務にあたるよう心がけています。
●利用しているサポート制度
定期的に面談の機会をいただいており、仕事上の悩みや不安、今後の目標などを率直に話すことができています。そのおかげで、精神的にも非常に安心感があり、チームの一員として認められていることを実感しています。
●今後の目標・メッセージ
任される業務の幅が広がってきているので、新たな作業に取り組む際は、まずは早く作業内容を覚えることを意識しています。そのうえで、効率化や改善点を見つけられるよう、広い視野を持って主体的に取り組んでいきたいです。また、技術と知識の向上のために、基本情報技術者試験などの資格取得にも積極的に挑戦していきたいと考えています。
2024年入社/ソフトウェアエンジニア
●障がいの種別・配慮内容
精神障がい(うつ病)があります。現在は、業務内容について相談できる方がいる職場に配属されており、安心して仕事に取り組める環境で働いています。
●業務内容・関わっているプロジェクト
お客さま企業におけるSaaS製品の新規導入支援を担当しています。要件定義からカスタマイズ(設定作業)まで幅広い工程に携わっており、お客さまとのコミュニケーション機会も多いプロジェクトです。
●働き方の特徴
在宅勤務を中心としながら、隔週~月1回のペースで出社しています。通院との両立が可能で、定時での安定した勤務ができています。
●入社の決め手・入社当初に不安に感じていたこと
企業理念への共感と、面接時に感じた風通しの良さ、社員の仕事に対する熱意に惹かれて入社を決めました。配慮面での不安もありましたが、担当サポーターの方が常に親身になって相談に乗ってくださるため、安心して働くことができています。
●今のやりがい・工夫していること
直接お客さまから感謝の言葉をいただけたときに、最も大きなやりがいを感じます。そのために、お客さまの「真の要望」を理解することを大切にし、コミュニケーションを密に取るよう心がけています。
●利用しているサポート制度
担当サポーターの方に業務上や体調面の悩みについて随時相談させていただいています。必要に応じて現場との調整や交渉も行ってくださり、大変心強く感じています。
●今後の目標・メッセージ
AKKODiSは、社員全員が同じゴールに向かって協力し合い、熱意を持って仕事に取り組んでいる会社だと思います。私自身も、心身の健康を大切にしながら、今後さらにお客さまや社会に貢献できるエンジニアを目指して、着実に成長していきたいです。
2022年入社/インフラエンジニア
●障がいの種別・配慮内容
うつ病の診断を受けています。業務においては、担当サポーター・チームリーダー・プロジェクトマネージャーとの定期面談を実施しており、体調に応じて業務量の調整を行っていただいています。
●業務内容・関わっているプロジェクト
現在は、WEBサイトの更新業務を担当しています。お客さまからの依頼メールに基づき、画像の追加やページの修正などの作業を行っています。
●働き方の特徴
在宅勤務を中心としつつ、週に1回出社しています。通院と両立しながら、定時での安定した勤務を継続できています。
●入社の決め手・入社当初に不安に感じていたこと
未経験からの入社だったため、将来どのようなキャリアを築いていけるのか、また障がい者雇用という形で働くこと自体にも不安がありました。
しかし、1次面接が和やかな雰囲気で、不安な気持ちを素直に話せたことで、安心して入社を決めることができました。
●今のやりがい・工夫していること
依頼通りにサイトの更新作業を行い、実際に本番環境に反映された瞬間には達成感を感じます。「サイトの情報が、必要としている誰かに届いている」と思うと、とてもうれしくなります。また、作業の中で依頼者が気づいていない点を発見することもあるため、細やかな報連相を常に心がけています。
●利用しているサポート制度について
プロジェクト内の上司やチームリーダーとの定期面談に加えて、担当サポーターや特例子会社の有識者にも相談できる体制があります。上司に直接言いにくいことがある場合も、間に入って話し合ってもらえるため、安心して働くことができています。また、困りごとがあるときはもちろん、そうでないときも、いつでも話を聞いてもらえる環境が整っているのは、非常にありがたいと感じています。
●今後の目標やメッセージ
将来的には、前職での社会福祉士としての経験を生かし、福祉業界が抱える課題をITの力で解決し、多くの人を笑顔にしたいと考えています。自分自身が障がいを持ち、支援する側から支援される側になったことで、以前よりも視野が広がりました。
障がいによってときには気持ちが沈むこともありますが、親身に支えてくださる方々や、一緒に働く仲間のおかげで、前向きに楽しく働けています。皆さんも、障がいと向き合いながら、「やりたいこと」を一緒に実現していきませんか?
2022年入社/ソフトウェアエンジニア
●障がいの種別・配慮内容
うつ病とADHDがあります。業務や進捗について定期的に相談できるよう、打ち合わせや面談の機会を設けてもらうなど、話しやすい環境づくりをしていただいています。
●業務内容・関わっているプロジェクト
WEBサイトのUIや機能に関するテストを担当しています。併せて、情報分析基盤のデータやワークフローの運用・保守業務にも携わっています。
●働き方の特徴
在宅勤務を中心とした働き方をしています。
●入社の決め手・入社当初に不安に感じていたこと
障がい者雇用ではありますが、ITエンジニアとしてのキャリアを着実に伸ばしていけると感じたことが、入社の決め手です。入社当初は、リモート勤務が中心になることに不安を感じ、「孤立してしまうのではないか」と思っていましたが、障がいに理解のある上司や、境遇の近い同僚が積極的にコミュニケーションの機会をつくってくれたおかげで、不安はすぐに解消されました。
●今のやりがい・工夫していること
自己研鑽で学んだITの知識を、実際の業務で生かせたと感じたときに、やりがいを強く感じます。また、最近子どもが生まれ、仕事と子育ての両立にも充実感を覚えています。
私は、考えがまとまる前に話し出してしまう傾向があるため、打ち合わせや面談の前には、話したい内容を事前に整理するように心がけています。一方で、悩みすぎてしまうこともあるため、終業前には残タスクを整理して、仕事のことを必要以上に引きずらないように工夫しています。
●利用しているサポート制度について
上司との定期面談を通じて、体調や業務上の相談をしています。課題や疑問があった場合も、一緒に解決に向けて動いてくれるため、とても安心感があります。
●今後の目標やメッセージ
障がいがあっても、これからもソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを積み重ねながら、プライベートも大切にしていきたいと考えています。サポートを受けながらも堅実に成長していきたい方には、AKKODiSはとても働きやすい環境だと思います。ぜひ前向きな一歩を踏み出してみてほしいです。
2022年入社/インフラエンジニア
●障がいの種別・配慮内容
精神障がい(発達障害)があります。現在は、業務量の調整や、業務連絡をチャットやメールなどテキストベースで行っていただく配慮を受けています。
●業務内容・関わっているプロジェクト
現在はプロジェクトへの配属に向けて、マッチング準備や資格取得に向けた自己研鑽に取り組んでいます。
●働き方の特徴
在宅勤務が中心で、1日8時間のフルタイム勤務です。週に1回ほど本社に出社して勤務しています。
●入社の決め手・入社当初に不安に感じていたこと
障がいについて周囲に理解を得たうえで、安心して働ける環境に身を置きたいと考えていました。AKKODiSには、障がい者専門の採用チームや、特例子会社に在籍する有識者など、支援の専門知識を持つ方々が在籍しています。そのおかげで、障がいや業務に関する相談もスムーズに行えました。専門的な助言を受けられる環境は、自分の障がいへの理解や現実的な対処を考えるうえで非常に心強く、働きやすさを感じる大きな要因となりました。
●今のやりがい・工夫していること
業務指示を受けたり、進捗を報告したりする際には、認識のずれが起こらないように注意しています。タスクの状況を可視化し、細かい点まで丁寧に確認することを心がけています。
●利用しているサポート制度について
上司との定期面談を通じて、業務や障がいに関する相談をしています。働き方や進め方についてのアドバイスをもらえることで、安心して仕事に取り組めています。
また、特例子会社の有識者とも定期的に話す機会があり、障がい特性や体調の変化についても相談できます。複数の相談先があることで、異なる視点からアドバイスを受けられ、自分に合ったやり方や目標を見つけやすくなっています。
●今後の目標やメッセージ
日々の業務の中で、「できることを生かす」ことの大切さを実感しています。入社当初は、自分にできることが限られているのではないかと不安でしたが、会社は私の特性や能力を理解したうえで、最適な業務を任せてくれました。困ったことがあれば、すぐに相談できる環境が整っており、上司や同僚も自然にフォローしてくれます。この職場だからこそ、安心して働けていると感じています。
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